#010
美しい日本語と正しい敬語が身に付く本
2015.06.01~06.07 放送
今回とりあげたベストセラーの感想は…!
「今の時代に即した実践的な美しい日本語と正しい日本語が身につく本」
Twitterでニュースの感想をつぶやくときの言葉の使い方やFacebookでどういうタイミングで「いいね!」を押せば良いかなど、従来の敬語に関する知識だけでなく時代に即した情報がたくさん書いてあるのが印象的だったと徳永さんは語っていました。
今回は「言葉」に関する著書ということで、アナウンサー時代のエピソードが!
テレビ朝日のアナウンサー時代、入社1年目。
アナウンサーとして初仕事の「夏の高校野球 都大会決勝」の応援リポートをした徳永さん。
1度目のリポートは無難にできたが、自分の中では納得いかなかったのだとか。
すると「もう1本リポートすることができるかもしれない」とディレクターに言われ、急遽2本目のリポートをチャレンジさせてもらえることに。
しかし、生中継や白熱した試合が目の前で繰り広げられていたことですごくテンションがあがってしまい、生中継で応援団長と一緒に最後に叫んだ言葉が
「1点なんてクソ食らえ!!」
中継が終わってから冷静なった1年目の徳永アナは「汚い日本語を使ってしまったからダメだよ!クビになる!」と神宮球場の帰りのタクシー内で大号泣。
結果はアナウンス室でちょっと叱られただけだったとか…笑
こういったエピソードを含めて言葉に関して色々な失敗をした経験もあって、美しい日本語を学ぶために今回このベストセラーを選んだと語っていました。
徳永さんは家で子どもを叱る時に、ついついキツイ言葉を使ってしまうことがあるので反省することが多いのだとか。
「その人から出る言葉はその人の人となりを表すのでちゃんとしなければならないし、
なかなか難しいもの。みなさんは普段から使う自分の言葉を意識していますか?」
このベストセラーを読んで普段の生活の中での言葉遣いを考えて直してみるのも良いかもしれません。