ベストセラーを読んでみた。（ラジオ番組）

第43回は小泉今日子さんの「小泉今日子書評集」を取り上げました！

今回のベストセラーの感想は…
「アイドルとか女優とか歌手とか芸能人とかそういうことを越えて『小泉今日子』という１人の人間の凄みというか、綺麗だけじゃなくて幾重にも重なる心のひだがとても厚くて優しくて強くて、どこか傷ついていたりもしていて…というすごく大きな豊かなものを抱えてた人なんだなとこの本を通して強く思いました。」

「小泉今日子さんが書評したおすすめの97冊なかでも、私と重なる本が少なくて『こういう作品が面白いんだ…』『こういう作家さんがいるんだ…』と勉強になった。」と自分の興味のある範囲ではない著書が色んな切り口からたくさん紹介されていたことが新鮮に感じたと徳永さんは語っていました！

今回の著書のなかで紹介されている吉永みち子さんという女性作家の作品。
実は、吉永みち子さんと昔、仕事を一緒にしていたことがあると徳永さん。

「吉永みち子さんってものすごいカッコいい方で、私が結構自分で色んなこと悩んで大変なときに、究極的なことをものすごい切実にカッコよく教えてくださったのが吉永みち子さん。私が悩んで大変なときに『ちょっと今から家いっていい？』と電話がかかってきて、枝豆をつまみにお酒を飲みながらぶわーっと人生論を私に問いかけるように話してくれたことがある。」
著書のラインナップからそういったエピソードも飛び出しました。

「すごく嬉しかったのが吉本ばななさんの本も紹介されていて、小泉今日子さんは自分の心が弱ったときや仕事で疲れたときに読むという内容」
そんな吉本ばななさんの本を徳永さんも『何か色んな事が見えなくなってるなあ…』『大事な時間を取り戻したいな』などマイナスなことを思ったときに手に取ることが多くて、読み終わると気持ちが落ち着くのだとか！
内容にシンパシーを感じて嬉しかったと語っていました！

今回紹介した書評集を読んで新たな著書を読んでみるのも良いかもしれません！手に取ってみてはいかがでしょうか？