ベストセラーを読んでみた。(ラジオ番組)

#068

求愛/瀬戸内寂聴

2016.07.11~07.17 放送

第68回で紹介した作品は瀬戸内寂聴さんの「求愛」でした!

今回のベストセラーの感想は…
「小説のエキスが一つ一つの短い物語のなかに詰まっている作品。90歳を超えた熟練の小説家としての無駄のなさ。言葉一つ一つの重みが違う。本当に書きたいものを、書きたいカタチで無駄なく書いていてとても読み応えがありました」

「求愛」は短編小説よりも短い30編からなる掌編小説です。
2013年から瀬戸内寂聴さんが雑誌「すばる」に連載し、手術入院のため9カ月休載して、2016年3月号で完成した作品です。

感想を語るなかで徳永さんがピックアップしたのは「夜の電話」という物語。
30編のうちはじめに読んでみるのもいいかもしれません!

一つの物語が短いので気軽に読むことができます。話によって内容は重いですが。笑 ぜひ、手に取ってみてはいかがでしょうか?

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求愛

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