#112
考えるマナー/中央公論新社
2017.5.15~5.21 放送
第112回は中央公論新社が出版するエッセイ『考えるマナー』を紹介しました!
今回のベストセラーは一言でいうと…
大人を悩ますマナーの難題に作家、芸人たち12名によるエッセイ集。
赤瀬川原平、三浦しをん、楊逸、鷲田清一、井上荒野、劇団ひとり、佐藤優、高橋秀実、津村記久子、平松洋子、穂村弘、町田康といった錚々たるメンバーの読売新聞夕刊「たしなみ」欄での連載を集めたエッセイです。
徳永さんは、最近気になっている歌人・穂村弘さんのエッセイが載っているということもあって手に取ったのだとか。
今回のベストセラーの感想は…
「特に面白かったのが老化のマナー。女性は老化に抗わない人と老化に抗う人に分けられるということが書かれていましたが、わりと私はまだまだ歳を取ることに抗ってるなあと。歳を取ることを受け入れられなくて、40代は不惑と言いますが、昔の人でいう40代の感覚って今の60代くらいでわかるんですかね。今の40代は不惑とはまさに真逆だと思います。私はまだまだチャレンジしたり、失敗したりそういうことが多いなあと考えさせられました」
12人それぞれの多種多様な切り口でマナーに対する回答が綴られたベストセラー。是非、手にとってみてはいかがでしょうか?