#123
うらおもて人生録/色川武大
2017.7.31~8.06 放送
第123回は色川武大さんの著書「うらおもて人生録」を紹介しました。
今回とりあげたベストセラーの感想は… 「すごく気になっていて読みたいなと思っていました。今は平和なので戦争のようなことは起こらないけど、人間の心のうちは少しも変わらずドロドロしている。だからこそ『これが怖い』『これが嫌だ』ということが曖昧になる。現代では自分でその部分を鍛えなければならない。その鍛え方は、『自分の好きなものと嫌いなものをはっきりわかること』そう書かれたこの本の内容に、とても共感できました」
徳永さんは就職活動の時に、他の人が他己分析をするなか、自分の好きなものと嫌いなものを徹底的に考え抜くことが大事だと思っていたので、好き嫌いの視点で自己分析をしていたのだとか。
雀聖・阿佐田哲也の顔を持ち、数々の修羅場をくぐりぬけてきたからこそわかる人間の愚かな部分、不恰好な部分も踏まえた上で、生き抜くセオリーを語った著書、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?
※今回は聴き逃し放送の配信はございません