ベストセラーを読んでみた。(ラジオ番組)

#035

WONDER/R・J・パラシオ

2015.11.23~11.29 放送

第35回はR・J・パラシオさんの著書「WONDER」

今回のベストセラーの感想は・・・
「自分の見られ方とか、行き方とか、思春期などを含めて色んなことを思い出させてくれる。最後のほうは泣くのをこらえて読んだ1冊でした。」

そんな徳永さんから「象のシール事件」というエピソードが!

中学時代、グループで仲間はずれにされたと徳永さん。
「中学1年生の終わり頃から女子に口を聞いてもらえなくなって、心当たりも全くないし、『なんでだろう?悲しい。寂しい。』という気持ちになり、親にも先生にも知られたくなかったため、言わずにとにかく耐えていた。」

「あまりにもいじめが続いたため、自分が仲良くしていたグループとは別のグループの子に勇気を出して声をかけて距離を縮めると、『キラキラ光る象のシール』をもらった。そのシールを『友情の証』だなって思って、ものすごく嬉しくて、それからその子たちとすごく仲良くなっていった。」

今までのグループとは違う楽しみ方、遊び方を教えてもらうことで
「立ち位置を変えるだけでこんなにも違う世界があるんだ」ということを学んだと言います。

「目の前で起きていることが全てだと思うが、ちょっと方向を変えてみると全然違う世界が広がっている。その『ちょっとの勇気』が大事。
人の居場所って探せばいくらでもあるんだとWONDERを読んでいると思い出しました。」

NYタイムズベストセラー第1位に輝いた、
全世界40ヶ国で300万部売れたベストセラー、手に取ってみてはいかがでしょうか?

WONDER

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