ベストセラーを読んでみた。(ラジオ番組)

#039

未徹在/栗山英樹

2015.12.21~12.27 放送

第39回は日本ハムファイターズ 栗山英樹監督の著書「未徹在」でした。

栗山監督とはアナウンサー時代に一緒に仕事をしたことがあるという徳永さん。今回のベストセラーの感想は…
「この本は栗山監督の4年間の戦いの歴史、『監督までここまでこういうこと考えてるんだ!』『意外とこういうところは他の人に任せているんだ!』など監督の立ち位置というのがすごくよく見えて面白かったです。野球ファンの方、野球がわからないという方もリーダー論として参考になります。」

一緒に仕事をしていた当時の栗山監督のことを振り返る徳永さん。
「元高校球児のプロデューサーや、野球好きの男性スタッフ達とタバコを吸いながら野球の話を延々としている。野球の話をするときは少年のようだった。」

当時を思い出して徳永さんが「白飯のおかずは野球の話!」という言葉が飛び出すほど、当時から野球への愛が溢れていたそうです。

そんな人物が監督となって戦ってきた記録が記された今回の著書。
勝った試合だけでなく、負けた試合のこと、選手個人のことがしっかりと綴られているのも印象的でした。

著書の帯には「勝てる組織の『中間管理職』は未熟であることを意識し続けなければならない」と書いてあります。
徳永さんが語るように、野球ファンの方以外にも通じる栗山監督ならではのリーダー論が綴られています。是非、手に取ってみてはいかがでしょうか?

未徹在

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