ベストセラーを読んでみた。(ラジオ番組)

#060

向田理髪店/奥田英朗

2016.05.16~05.22 放送

第60回に紹介したのは奥田英朗さんの著書「向田理髪店」でした!

「奥田英朗さんはスポーツモノから、恋愛モノ、サラリーマンの悲哀など、いろんな分野の物語を書ける方ですごく面白い作家さんというイメージがありました」と語る徳永さん。
8年前くらいに奥田英朗さんの本にハマったのだとか。
本屋さんで表紙とタイトルが気になって久しぶりに奥田英朗さんの著書を手に取ったとのこと!

今回のベストセラーの感想は…
「ものすごく面白くて、奥田英朗さんの物語は流石だなと思いました!いろんな世代の人達に読んでもらいたいと思います。これを読んでいると『そうだがや!』『そうだべや!』など、その土地に根付いた言葉が登場するのでそれが頭に残る。温かい街の言葉が随所に出てきてそれも楽しめるポイント」

都会で生きてると干渉されないけど、こういう小さいな街だと全てが明け透けでみんな支え合って生きているので、それが若い頃は嫌だったりする。そういった心情が重くなく、ライトに心に響く感じで書かれていて楽しめたと徳永さんは語っていました。

今回のベストセラー、北海道・過疎の町でのリアルな人間模様が垣間みれる素敵な作品です。みなさんも是非、手に取ってみてはいかがでしょうか?

向田理髪店

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